険しい道
私は、双極性障害をもちその障害とともに毎日を過ごしています。
障害をもってから、もう少しで10年になります。
この障害を受け入れて自分の一部だと思って生活をするようにしています。
しかし、10年という年月が経っても思ってしまうことがあります。本来なら、そう思わずに生活をしたほうがいいのだろうと分かってはいますが…やはり、「健康な体が良かった」と思ってしまうことがあります。
どう頑張っても、障害に勝てないことがあります。そうなると本当にどん底に突き落とされたようになる。
育児も家事も難しくなってしまいます。
健康な体だから必ずしもいいというわけではないのはわかっています。
でも…やっぱり…元気な体が良かった…。
10年という道のりは険しく辛い道のりでした。しかも、今でもそれは続いています。
この道がなだらかになることはない。
でも、なんとか生きていきたい。少し前の私は、いつも「死にたい」と思っていました。
今は、それはなくなりました。
そうなれたのは、子どもたちの存在や夫の支えが大きくあります。ひまわりのように太陽を見てまっすぐ長く、そしてひまわりの葉のように少し寄り道をしながらでもいいから前向きに生きていきたい。
いつか、この体でいいんだと思える日がくると願って…